Vol.1 北欧ヴィンテージ家具のリペアについて

Vol.1 北欧ヴィンテージ家具のリペアについて

Heimaでは家具のリペアや張替を全て自社で行っております。

 デンマークで買い付けた家具たちは、使っていた方からディーラーによって買い集められ世界各国のバイヤーたちに販売されています。その中から運良く日本に来ることができた家具たちが日本の北欧ヴィンテージ家具屋で修復され、生地を張り替えられショップに並んでいます。

日本のリペア技術は世界でもトップクラスです。分解、研磨、再組み立て、塗装と欠損パーツを再現し交換などここまで細かく修復している国は少ないと思います。たまに現地で修復された家具を買い付けしますが、なかなかひどい修復をされてることも稀では有ません(笑)。椅子の座面なども破れた生地を剥がさず上から張るなんてことも。しかも3重に張られてることも。

日本でもリペアの度合いはショップの考え方によって違うと思います。新品同様に綺麗にするショップや、ヴィンテージの雰囲気を極力残す為に強度構造だけ修復するショップその中間。バランスはさまざまです。

Heimaではヴィンテージの風合いは残しつつ強度構造の修復を行なっております。消さない傷は無理に消さず、ソファや椅子のアームなど手で触る部分は触り心地が良いように修復しています。

塗装については、現地当時はオイルフィニッシュの他にはソープフィニッシュやラッカー塗装、ニス塗装、などを行なっていました。

現在はその他にウレタン塗装やUV塗装なども行われています。

Heimaではメインはオイルフィニッシュを行なっております。天然植物油を使用した製品用オイルを使用しています。ダイニングテーブルの天板はウレタンオイルを使用し通常のオイルよりも汚れや水分に強い塗膜にしています。

2つと同じ状態のものがないヴィンテージ家具なので「この家具はどんなリペアしてるのだろう?」などの質問はお問い合わせください。

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